Oh,My Precuous!




「レベッカってさー、バトルが終わると、よく
『大切な人のためにも、負けられないのッ』て言うよな」
「え?えっ、ま、まあね」
「そのさ、『大切な人』って、誰なんだ?」
「ッ!ディーンには関係ないわよッ」
「じゃあいいじゃん、教えてよ」
「ディーンにはわからないとおもいます」
「え?オレが知らない人ってこと?」
「いいえ。ただ、おもいつかないのだとおもいます」
「ちょっと、アヴリル!」
「思いつかないってゆーと、そうか、意外な人物ってやつだなッ!」
「あのねぇ、」
「わかったッ、あの体のでかい髭の教授だろッ!」
「・・・ディーン、ホンキで考えてる?」
「ん?オレはいつだってホンキだぜ?」
「もう、ディーンのばかばかばかッ」
「いてて、いてーよレベッカ」
「ディーンが悪いのよッ」
「なんだかわかんないけどオレが悪かったから、ゴメン!」
「もう、なんでわかってないくせに謝るのよ!」
「でも、レベッカ怒ってるだろ?だから、ゴメン」
「・・・もう、いいわよ。怒ってるのバカらしくなっちゃった」
「それって許してくれるってことだよな。サンキュ、レベッカ」
「・・・(もー、人の気も知らないで・・・)」
「?レベッカ、何か言った?」
「ううん、何でもない。行きましょ、先は長いんだから」
「そうだな、行こう、レベッカ」





3人が3人ともかわいくて愛しいです……!
ココロさま、ありがとうございましたッ!!


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